2020年2月21 – 22日: フクロウ探し(オカノガン – オカノガン ハイランド)

2月21日(金)から1泊でオカノガン郡へフクロウ探しに出かけた。シロフクロウ撮影にオカノガン郡に出かけるまでは、いつか行ってみたいとは思っていたが、それなりの距離があるためなかなか思い切ることができなかった。
今回は、前回(2/7-8)での教訓を活かし、あらかじめ場所を決め、ピンポイントでオカノガンハイランド(スノーパーク)に絞った。目当ては、カリフォルニアスズメフクロウ(Northern Pygmy Owl)(と、あわよくばカラフトフクロウ(Great grey owl))。朝5時くらいに家を出て、途中休憩や食事を挟みながら(シロフクロウとトラフズクのスポットと、ブリッジポート州立公園に立ち寄り)同エリアに着いたのが、1時半くらいだったか。同スポット近辺では、カリフォルニアスズメフクロウの目撃情報がいくつか出ていたが、広大なエリアでまったく見当もつかず、駐車場に車を駐め、1時間ほど歩いた(翌日に気が付いたのだが、クロスカントリー用に整備された雪道は歩行進入禁止だった)。同エリアはまだ雪が残っており、ゴジュウカラ類の鳴き声がいくつか聞こえる程度でほかに目につく野鳥はまったくなし。駐車場へ戻り、いくつかの山道を運転しながら探すことにした。2時間以上は運転していただろうか、記憶を辿りながらスノーパークにいったん戻ろうと思ったが、道に迷っていることに気付く。山中のほとんどは携帯の電波がなく、紙版の地図を頼りにようやくホテルに行く道に出ることができた(いつも思うのだがやっぱり GPS は必要)。ホテルまでは1時間ほど、スノーパークはその途中で30分ほど。日暮れまで30分。どうしようかかなり迷ったが、特に急いでホテルに行く必要もなかったのでスノーパークへ向かった。入口を抜けた頃、ちょうど陽が落ちていたが、道路脇の一本の木の上に何かが留まっているのが分かった。スズメか何かだろうと思って双眼鏡を覗くと、何とカリフォルニアスズメフクロウだった。慌ててカメラと三脚を取りだし、何枚か連写。かなり暗く、意外に距離もある。飛ぶ様子もなく、カメラと三脚をしまって、車をUターンさせるためメインの駐車場近くまで進め、戻ったところ既にカリフォルニアスズメフクロウの姿はなかった。辛うじて、今回の目的を達成。(あと 15分ほど早くついていたらとちょっと悔やむ)
2月22日(土)
日の出の時間に合わせ早めにホテルをチェックアウト。前日にカリフォルニアスズメフクロウを目撃した場所へ行ったが、カリフォルニアスズメフクロウどころかほかの野鳥の姿すらなかった。しばらくすると、スノーパークのメインの駐車場からキャンピングカーの乗った年輩の夫婦に声を掛けられた(前日にスノーパークとオカノガンハイランドの山道で何度かすれ違っていた)。彼らはこの時期になると毎年フクロウを探しに来るらしい。
結局、このスポットでは再び目撃することができず、昼までオカノガンハイランドの山道を探鳥。結局、フクロウ類は確認できず、途中で昼食を取り、(アメリカワシミミズクとアメリカキンメフクロウが目撃された)ブリッジポート州立公園へ向かった。同州立公園では1時間ほどアメリカワシミミズクとアメリカキンメフクロウを探し、今回はいずれのフクロウも見つけ出すことができた。アメリカワシミミズクが居る場所は前日に見つけていたので(しかしながら、顔を出していなかった)、何とかその姿を確認できた。一方、アメリカキンメフクロウはなかなか見つけ出すことができず、過去のレポートの詳細を思い出しながらその中からヒントを探し出し、目星を付けようやく見つけるとこができた(この達成感がたまらない)。次に行く(トラフズクの)スポットに再度行こうと決めていたので、何枚か写真を撮って同公園を後にした。
約40分後、トラフズクのスポットへ着き、30分以上探し回ったがその姿を確認することはできなかった。1週間前には5羽確認されていたので、少しタイミングが遅かったようだ(あとでレポートを見るとその日は1羽確認されていたので、見過ごしてしまったかも知れない)。トラフズクは、もう少し寒い時期の方がよかったのかも知れない。
トラフズクのスポットをあとにし、シロフクロウのスポットへ移動。前日の朝に確認したスポットに1羽いることを確認したが、ほかの居そうなところには姿もなく、少し早めに帰路に就いた。

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