2020年2月: シロフクロウ(Coulee City)

1月下旬、The tweeters でオカノガンエリアでのフィールドトリップレポートを見て、ウォータービルプラトーエリアでシロフクロウの目撃情報を知った。
ebird をチェックしてみると割とコンスタントに目撃報告があることを知り、2月7日から1泊2日でシロフクロウ目的に東へ。

2月7日(金)
8時頃に出発し、目撃エリア(アトキンズ湖)近くについたのは 11時少し過ぎくらいだったか。曇り空で積雪もなし。 アトキンズ湖近くの舗装されていない道路を車でゆっくり走りながら居そうな箇所を見渡すもその姿は見られず。どうしたものかと、湖脇のエリアに車を駐めて湖を双眼鏡で見渡すと遠くにシロフクロウを発見。しかも3羽。しかしながら、写真撮影するには遠すぎるため、薄く氷の張った湖の歩けるところまで行き三脚を立てて撮影。
しばらくすると、ほかのバーダー2名が自分が駐めた車の近くからスコープで探鳥していた。何枚か写真を撮ったあと車に戻り、そのバーダーたちとちょっと立ち話(聞けば、同じくシアトル方面から来たとのこと)。

霧が立ちこめ始めたので、湖の反対側に移動し、再度撮影開始。最初に撮ったところよりも若干距離が近かったがそれでも何とか見られる程度の品質。
小雨がぱらつき始めたので撤退し、1泊することにし、ホテルを予約(取ったホテルはオマック(オカノガンの少し北)と思っていた以上に遠かった)。

2月8日(土)
朝7時過ぎに起き、あてもないまま何となく北へ行ったが、結局1ヶ所に留まって探鳥することもなく(下調べ不足)、昼少し過ぎに前日のシロフクロウのスポットへ戻った。最初に湖をチェックして湖上の遠くに1羽いることを確認。周りにいないかと車を移動させると、近くの路上に車が5, 6台駐められカメラを構えた人たちが10人ほど並んでいた。その先を見ると、私有地にシロフクロウが1羽いた。三脚を立てて撮影。20分ほどするとその個体は飛びたった。辛うじて飛んでる姿を捉えたが十分に準備していなかったため、大したものは撮れなかった。
ほかのフォトグラファーたちはそのまま去っていったが、自分は再び湖脇に戻った。双眼鏡で湖全体を見渡すと湖の反対側の岩の上にシロフクロウらしき白いものが辛うじて見え、反対側に車で移動。何と道路脇の岩の上に(さっき飛びたった個体)1羽留まっていた。
道路脇に車を駐め、距離を置きながら、撮影。1時間以上経ったあとか、その個体は湖方面に飛び去った(ちょっと近づきすぎたか?)。

オカノガンエリアは、3,4泊でスポットを決め、時間をかけて探鳥すればきっとおもしろいかも知れない。
また、(デジスコでもよいのだが、ハンディさを考えると)コンデジでも超望遠カメラが1台あった方がよい(帰宅後、考えに考え、Nikon P950 を注文)

2月14日(金)
シロフクロウ目的に日帰りで。11時少し過ぎにスポットに着き、居そうなところを車で探し、3羽確認。しかしながら、いずれも遠くにおり撮影には不向き。しかも、風が強い。数枚だけ証拠程度の写真を撮り、ブリッジポート州立公園までドライブ。アメリカワシミミズクやアメリカキンメフクロウを探すつもりだったが、現地へ行ってみるとバーダーの小集団がうろついていたので(探すのに集中できないため)やめた。
夕方4時頃に、シロフクロウのスポットに戻り、日暮れまで張りつく。風が止まないため、撮影は車の中から。ほかにもう一台、車から撮影している人がいたので、邪魔にならないようにシロフクロウのいるところを移動しながら撮影。結局、日が暮れたあともシロフクロウはスポットから動かず、撤退。

2月21日(金)- 2月22日(土)
ほかのフクロウ目的でオカノガンハイランドへ行く途中と、帰りにスポットに立ち寄ったが、遠くに1羽だけ確認。初日に湖で確認したときと同じくらいに撮影には向かない距離。とりあえず、P950 で試し撮り。両日ともに 5分も留まらず、撤退。
多分、シロフクロウはこの日が今季最後か。

 

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